Web系企業のビジネスモデルと収益構造 (印象派)
Web系企業のビジネスモデルについて聞かれたのでWeb系企業関係者でもなんでもない自分がなんとなく考えてみた。
収益モデル
ぱっと思いつくのは以下の感じで、それぞれBtoBとBtoCでモデルに多少違いがあって*1表にちょっとまとめてみるとこんな感じかな。
モデル | BtoB | BtoC |
---|---|---|
広告 | 掲載 | アフィリエイト |
EC | 物販 | 物販 |
手数料 | 仲介サイト | オークション |
サービス提供 | プラットフォーム(ショバ代) | プラットフォーム(User向け) |
コンテンツ内購入 | - | ゲーム |
- 広告
- EC
- 手数料
- BtoB 転職や住宅情報を掲載して取引成約したら取引先の企業から手数料をもらう。
- BtoC オークションだったりマーケットプレイスみたいにユーザが商品を提供して取引があった場合に手数料をもらう。モデルとしては場を提供して利用者の取引からピンはねする点ではBもCも同じ。
- サービス提供
- コンテンツ内購入
- ゲーム等でその中でしか使えないアイテムを販売するモデル。ユーザからしたらお金を使えば使うほどコンテンツから離れ難くなる心理が働くからいい商売だど思う。
今後
現場の人間じゃないから詳しく知らないけどどうなんでしょ。クラウドファンディングなんかはこれから広がっていきそうだと思う。開発者の立場からするとRailsを始めとしたフレームワークが多くあるので学習コストが格段に下がりWebサービスを立ち上げることは簡単にできるようになったけど、これはどうマネタイズするんだろうっていうサービスも多々ある印象。そういうのの大半は広告で小銭を稼ごうとするのかな。
企業がサービスを立ち上げるならこれからはWebのみでなくやはりスマホ等のネイティブアプリも平行して展開して行かないと戦えなさそう。家に帰ってPCを開かずスマホで完結する層が増えたと思うけど、スマホのWebブラウジングってめんどくさいからWebだけだとなかなか使ってもらえないだろうな*2。
以上、非Web関係者の印象。
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