2015年に読んだ好みのIT本まとめ
今年読んで印象に残った・良かったと思った本をまとめてみた。IT以外の本も入っている。
- 作者: 松尾豊
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2015/03/10
- メディア: Kindle版
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この本では基本的な人工知能の仕組みやディープラーニングのアルゴリズムも紹介し、著者の人工知能に対する認識 ー タイトルの通り人工知能は人類を越えるのかについて書かれている。その答えには是非この本を読んで触れて欲しいし、著者の想いを感じた後に自身でも考える価値のあるテーマだと思う。
- 作者: Eric Evans
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/11/20
- メディア: Kindle版
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厳密なDDDを行わないとしても、ソフトウェアアーキテクトとしてレベルを上げるためには必読の本。
- 作者: G.M.ワインバーグ,木村泉,ジェラルド・M・ワインバーグ
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1990/12
- メディア: 単行本
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- 問題の本質は常に人にある - 技術的問題に直面しているとしても元をたどれば人にある
- 問題の提示 - 問題を指摘することで同時にマネジメントの失敗を暴いてはならない。コンサルタントに依頼するということは何かしら問題・課題があるということ。
- オレンジジューステスト - 問題解決方の提示と同時にそのコスト・価格を提示する。出来る/出来ないのだけを答える人は信用出来ない。
- ゴーマン法則 - 欠陥を転じて機能とする。見つかった欠陥は必ずしも負ではなく、活かす道もある。
アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得 (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Dave H. Hoover,Adewale Oshineye,柴田芳樹
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: トムデマルコ,Tom DeMarco,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 1999/03/19
- メディア: 単行本
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短すぎる納期、わからず屋の上司、メンバーの衝突など、プロジェクト運営でよくぶつかる共通の問題を物語の中に上手く取り込み、その対応方法や考え方を主人公トムキンスの学びとして紹介している。最後のオチも意外(?)で物語としてもIT本としても面白い。
ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者: ダニエル・カーネマン,村井章子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/06/20
- メディア: 文庫
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人は何かを見聞きした時、まずファストな思考が機能し、経験等から無自覚のうちにに答えを導き出す。対して、スローな思考が出てくると注意深く物事を観察、理解し順序立てて物事を考える。しかしこれらの思考は必ずしも独立して働かなかったり、アンカリングによる印象操作、ファストな思考に働きかけるハロー効果等などがあり、実験を通して人の考えや印象に影響をあたえるものは何か、人の解釈はどう働くのかについて研究されている。 UIやマーケティングの人は特に読む価値あり。